ラジオ制作をやりたい

CROSS FMという福岡県北九州市の放送局で、ワンマンスタイルで番組づくりを始めたのが、25歳くらいのとき。あれから、25年近くがたったいうわけだ。
今年の5月から、休止中だけれど、よく続いているなと思う。
「好きだから」という一言につきるのだけれど、そのことには色々なことが含まれる。
音楽が好きで、怖いもの知らずのまま受けたオーディションで入れた業界だった。
それまで自分なりには、多くの音楽を聴いていたと意気揚々と入ってみたものの
やはり、プロの現場に足を踏み入れた瞬間、そんな自信は遥か彼方に追いやられてしまった。
知らないことだらけだったからだ。
まあ、そんな場所からスタートしたラジオの仕事だったけれど、
そのときの僕の身分は、大学生だった。
それも歯科大学という、大学というより専門学校みたいなところで
カリキュラムがびっしりで、昼から学校に行って・・・みたいなことは無理で
朝の9時からスタートして、座学と実習が夕方まで続き、欠席なんてしようものなら
留年がすぐに決定するような学校だった。
そんな中、ラジオの仕事を学生枠でなく、他のプロフェッショナルなラジオ人とともに
やっていくことが、可能なのか?そんなことを考えることもなく、やっていた。
それが、やれるもんなのだ。
やりたければ、やる、やれる。
気を失うように仕事中に寝てしまうこともあったけれど、なんとかなる・・・というより
なんとかする。
これだけのこと。
留年なし、国家試験一発合格、ラジオ制作の締め切りを超えたことなしで
週あたり6時間分の録音番組を作り続けて、なんとかなっていた。

二度とやりたくないくらい、ハードだったけど。

活版印刷をやれるようになりたい

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ブームになっているのかどうか分からないけれど、7月に大阪で開催されたKAPPAN WESTには、2日間で1500名ものの来場者があったそうだ。

今年は、活版印刷に関連する古道具を販売するブースを担当させてもらい、「来年は、誰かもうひとり連れてこようか?」と思うくらいの忙しさだった。

売れたのは、嬉しかったが

「そもそも、俺は、活版印刷をやりたかったのではないのか?」

という疑問が、ますます強くなり、

「やはり、活版印刷をしよう」

と思っている最近なので、これまでとこれからを書き記していこうと思う。